前回はトラスロッドの溝掘りと埋め木を埋める作業をしました。
今回はペグ穴開けやヘッド厚の調整をします。
↓前回作業

【5弦ベース】トラスロッド溝掘り&埋め木作り:ギタークラフト学校日誌(274)前回はメイプルネック材の粗加工をしました。
今回はトラスロッドの埋め込みをします。
↓前回作業
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まずはセンターラインを罫書きます。
埋め木を埋め込んだ後は、ネックの幅ではなく埋め木の幅を測り、埋め木の中心でセンターラインを取ります。
ペグの位置は製図に書き込んだ数値を元に、センターラインと0フレットからの距離を測って正確に罫書きをします。
次はヘッド厚を調整します。
ギターのヘッド厚は14mmですが、ベースのヘッド厚は15mmです。
ペグを固定する位置と指板からの傾斜を考慮して、少し余裕を持たせて削ります。
ネックをしっかり固定しも治具との間に隙間ができてしまいます。
この隙間を考慮せずに現状のヘッドの厚みで高さを設定すると深く掘れすぎてしまうので、治具のトップ面から高さをセッティングします。