今回はエフェクターの製作実習です。
オーバードライブを基板から作ります。
回路図のコピーを生基板に貼り付け、ボール盤で配線穴を開けます。
配線穴はΦ1.2mm、パーツ端子穴はΦ0.8mm。
赤で印をしてあるのが配線穴です。
パーツ端子穴はΦ0.8mmとビットが細いので、折れないように注意しながら穴を開けます。
穴を開けたら、基板の表面のバリをスチールウールたわしでこすって取り除いて平らにします。
エフェクター用の生基板にパターンを油性マジックで書きます。
マジックで塗った部分が導通するので、つながってはいけない箇所がつながっていないかチェックし、怪しいところはアセトンで拭き取るか、千枚通しで基板の表面を削って通電しないようにします。
パターンが書けたら、エッチング液に浸して油性マジックで塗った以外の部分を溶かします。
スチールウールたわしでこすりながら油性マジックを水で洗い落とします。
油性マジックを洗い落とした状態。
マジックで塗っていたところが通電します。
いきなり大きい経の穴を開けるのではなく、少しずつビットを大きくして何回か分けて目的の径を目指します。
サイドはケースに傾斜がついているので、当て木に固定しながら穴を開けます。
今回のオーバードライブは、ポットに電子パーツの足を取り付けてケースにはめ込む方法を取ります。
ポットはこういう状態ですね。
ポットから伸びている電子パーツの足が基板の配線穴に入る形になります。
完成しました。
ノブは左からボリューム、トーン、ゲインです。
一発で音が鳴りました。
LEDの足の長さを間違えたので、LEDだけやり直しましたが、、、