今日はホイールナットを取り付けるためのザグリを掘ります。
↓前回作業
【4作目】ナット接着:ギタークラフト学校日誌(206)今日はネックにナットを接着します。
↓前回作業
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本作の指板はヒサシありなので、指板エンドにホイールナット用のスペースが必要です。
指板エンドの中心に、横20mm、縦5.5mmの形を罫書き。
内側の角は3Rくらいに丸くしたいので、Φ5の丸型の鉄ヤスリで加工します。
サンドペーパーで仕上げ。
窪みはネックエンドぴったりまで削ります。
ホイールナットを設置してみました。
6弦側が広くて、1弦側が狭いですね。
トラスロッドの位置が少し1弦側に寄っているのが原因のようです。
ボディのセンターラインともほぼ合っているので、指板側の加工はこれでOKです。
ただ、ホイールナットが指板エンドから少しはみ出しています。
うん、ぴったり。
先生いわく、ホイールナットの縦幅を削るパターンは多いそうです。
ザグリの寸法に決まりはないですが、ホイールナットの縦横に1.5〜2mmほど余裕があるといいとのことです。
ESPホイールナットのナット部分が横19mm、縦5mmなので、ザグリは横22mm、縦6.5mmにしました。
(ザグリの縦が広いとフロントピックアップのザグリとの間の壁が薄くなって折れてしまう可能性があるので)