ギタークラフト

サンディングシーラー(中塗り):ギタークラフト学校日誌(19)

今日は実習のみ。

まずは先週末に行ったウッドシーラーでできたケバをサンドペーパーで取っていきます。触るとザラついているので、#600のサンドペーパーでツルッとした手触りになるように軽ーく磨いていきます。力は入れず、数回程度でOK。これはケバ取り前(ケバ取り後の写真は撮り忘れ)

次はサンディングシーラー(中塗り)をしていきます。マホガニーやアッシュなど導管の大きいものはウッドフィラーで導管を防ぐ必要があるのですが、今回のボディ材はアルダーなので飛ばして、サンディングシーラーをします。

サンディングシーラーは透明の塗料で、着色面の基盤を作る役割があります。厚い塗膜を作って木材の表面の凸凹をなくし、塗膜形成後にサンドペーパーで磨くことで平らな塗装面を作っていきます。

サンディングシーラーは1日で数回行います。今回は30分くらいインターバルを置き、5回吹き付けをしました。5度塗りみたいな感じですね。

こんな感じでツヤッとした質感になるように吹いていきます。これも先生が毎回仕上げをやってくれていますが、自分でやるとツヤが出るとことと出ないところの差が
あり、全体で均一にツヤを出すことができません…簡単なようでムズカシイ…

サイドで少し段になっている箇所は、本来はスプレーガンを斜めに傾けて吹かなければいけないところを、縦にして吹いてしまったがために、塗料が垂れてしまっています。

今日中にサンディングシーラーの吹き付けを終えることができました。明日は塗装の続きです。

ABOUT ME
稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
関西外国語大学外国語で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中
└ギター製作の経験をほぼ毎日日記で更新
ギタークラフト製作日記

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

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