昨日にサンディングシーラー(中塗り)を吹いたので、今日はペーパーでの磨きです。
サンディングシーラーを吹いたままの磨く前の状態。テッカテカ。
ゴムパットと#320のペーパーを使って磨きます。
写真には写っていないですが、ペーパーでシーラーを磨くと細かい粉が出る&臭いも強めなので、防じんマスクをして作業します。
まずはサイドから磨いていきます。
写真の右側が磨いた状態、左側が未研磨の状態。
磨くと白っぽくなります。
テカリが完全になくなり、全体が白っぽくなるように磨きます。
こちらはバック面。
軽く磨いただけではテカリは取れないので、ある程度ゴシゴシと磨かないといけません。
完全に磨けていないと、下記画像のように部分的にテカリが残ってしまいます。
こんな感じでざっくり磨いていき、磨けていない箇所をゴシゴシしてテカリを取っていきます。
ただし、ゴシゴシやり過ぎると、下記画像のようにシーラーが剥げてしまうので注意。
剥げた箇所は後で再度シーラーを吹いて補修します。
次はバック面。
コンター以外を磨いた状態。
研磨済と未研磨の箇所がはっきりわかんだね。
次はトップ面。
指板エンドの際など、丸いゴムパッドではペーパーが当たらないので、小さいゴムパッドで磨きます。
磨きにくい箇所を集中してゴシゴシしていると、そこだけ塗装が薄くなり、周りと段差ができてしまうので注意。
トップ面はフィラーの刷り込みが甘い箇所もなく、シーラーを重ね過ぎて垂れた箇所もなく、綺麗に磨けました。
ピントがボケてしまいましたが、ヘッドの角が一部欠けてしまっていたので、金属用の瞬間接着剤(シアノンS)で補修します。
シアノンSはサラサラの液体の接着剤で、直接塗布すると流れてしまうため、千枚通しに付けて塗布します。
今回はウッドフィラーで導管をしっかり埋められていたので補修は不要でしたが、フィラーの刷り込みが甘く導管がシーラーを吸い込んで凹んでしまっている箇所があった場合も、金属用の瞬間接着剤(シアノンS)で補修します。
瞬間接着剤で補修してからペーパーで磨く、という流れです。
ヘッドもネックも磨き終えたので、最後にRを磨きます。
今回は2Rで、かなりRが小さいため、ゴシゴシ磨くとすぐに剥げてしまいます。
なので、ペーパーで軽く撫でる感じで磨きます。
磨きが終わったので、着色の準備をします。
今回は全体を飴色のシースルーにするので、指板に色が付かないようにマスキングが必要です。
ただし、ほんの少し指板に塗料が乗るようにするので、指板が少し見えるようにマスキングします。
スプレーガンは使わず、手でちょいちょいと塗って補修(先生がやってくれました)。
重ね塗りしていないので、乾いた後はペーパーでは磨きません。
磨いたらまた剥げてしまいますから。
今日はここまで。
明日はいよいよ着色をします。