ギタークラフト

ボディサイドの生地調整&R加工の罫書き:ギタークラフト学校日誌(11)

今日は塗料の吹き方についての講義と、ボディサイドの生地調整&R加工の罫書きの実習をしました。

塗装はまだ座学だけで実習まで進んでいないですが、吹き方によってギターの仕上がりが変わる大事な工程です。スプレーガンで塗装するのは人生で初めての作業ですし、知らないことばかりで、講義を理解するだけでも頭がいっぱいになります。でも塗装は自分好みのギターに仕上げる工程なので、絶対に塗装マスターになりたい。

実習では、ボディサイドの生地調整をしました。ボディサイドをサンドペーパーで磨いていき、木材の凹凸をなくしていく作業です。ゴムパッドにサンドペーパーを巻き、ゴシゴシと磨いていきます。

ボディサイドの生地調整の次の工程は、ボディの外周のR加工です。罫書きはトップ面は全体に。バックはウエストカット加工した部分に。

ボディサイドから見ると、罫書きはこんな感じ。

今日はあまり写真を撮っていないので上記1枚だけ。これ以外にも、実習ではチゼルと丸突きノミの砥ぎをしています。

3時間半の授業は、講義1時間弱、工具の仕立て1時間、ボディ加工1時間という配分で授業が進みます。工具の仕立てが終われば、加工の時間が増えると思います。ギター作りはほんと楽しくて、3時間半はあっという間です。ギタークラフターへの階段を着実に登っています。

明日は授業はないので、週明けからR加工をスタート。

ABOUT ME
稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
関西外国語大学外国語で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中
└ギター製作の経験をほぼ毎日日記で更新
ギタークラフト製作日記

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
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