今日は塗装・塗料についての講義と、バックカット加工&エルボーカット加工の実習でした。ラッカーやポリウレタン、ポリエステルなどの塗料の特徴、塗装の各工程の目的と手順、塗装に使うスプレーガンの各部位を学びました。スプレーガンの部位はテストに出るとのことなので暗記。
学校ではポリエステルは使いませんが、安価なギターやベースの塗装によく使われていますね。ポリエステルは配合比がシビアで、配合を間違えると発火する恐れがあることです。ギターに使われる塗料の種類は知っていますが、塗料ごとの特徴や配合については知らなかったので勉強になりました。
続いて本日の実習。
バックカット加工で削りすぎた箇所を補修します。
完全に凹んでるので、パテで穴埋め。これはパテが乾燥する前の状態。
パテ乾燥後。#150のサンドペーパーでパテ埋めした部分を磨いていくと、色の違いはあるものの穴は埋まりました。
続いてエルボーカット加工。
エルボーカット用の治具を使い、エルボーカットの側面にあたる部分の曲線を罫書きしていきます。
トップ面には15mm間隔で罫書き。この線に沿って豆平鉋で削っていきます。
まだ途中ですが、外側からエルボーカット部分を削っていっています。
鉋身(鉋の刃)の出し具合で削りやすさや削れ具合が変わるので、鉋身の調整の仕方も身に付けないといけません。鉋身は髪の毛1本ほどの幅で調整するので、とてもシビアです。ざっくりですが、粗削りするなら髪の毛2本分くらい鉋の刃先を出し、薄く削りたいときは髪の毛1本分くらい刃先が出るように調整します。
明日はエルボカットの続きと、チゼルの砥ぎ。