中学2年の時にギターをはじめ、学生時代は軽音楽部でバンド活動に没頭し、卒業後はCDショップで働きながら多様な音楽に触れる。現在はWebディレクションの仕事をしながら、ESPギタークラフトアカデミーに通いギター製作の専門知識・技術を学んでいる。
「Cメジャー」コードの押さえ方
ローポジションでの押さえ方
1弦と3弦は開放弦(弦を押さえない)、6弦は鳴らさないのでミュート
※ミュート…不要な音が出ないように、左手で弦に軽く触れて音が鳴らないようにするテクニック。右手側で行うミュートは「ブリッジミュート」と呼ぶ。
ローポジションの押さえ方の基本
(1)人差し指、中指、薬指は少し傾けると押さえやすい
(2)コード弾きをするときに6弦が鳴らないように、親指で6弦に軽く触れてミュートする
※親指で6弦を押さえすぎて押弦しないように注意
ローポジションの押さえ方のコツ(手順)
まずは、人差し指の付け根をネックに付ける。
小指側の付け根を少し浮かせ、手のひらの間に隙間を作るように握る(人差し指の付け根はネックに付けたまま)
親指の付け根をネックにつけるようにして握る。すると、親指の付け根で支えられるので楽に弦が押さえられる
指から腕にかけて一直線にするイメージで握ると、手首が自然な角度になり押さえやすい
うまく押さえられないときはココをチェック
ネックに対して指を垂直にして押さえようとすると、力がうまく入らず押さえにくい。手首も無理な角度になるので痛めやすい。慣れてくると指を垂直にしても押さえられるようになるが、最初のうちは指を傾けて押さえる基本の形で押さえよう。
ネックから親指の付け根(手のひら)を離した状態だと、親指の力だけで支えなければならない。そうなると、親指にすごく力が入るので腕が疲れやすくなるし、不安定になる。親指でのミュートもしにくい。
ハイポジションでの押さえ方
3フレットでのバレーコードの押さえ方
ハイポジションでCメジャーコードを押さえてコード弾きをするときは、6弦が鳴らないように、人差し指の先で軽く6弦に触れてミュートする(押さえずに軽く触れる)