ギタークラフトの8作目に着手します。
今回はうちの会社の役員(2人だけの小さな会社ですが)のリクエストで、7弦ギターを製作します。
フレットを扇状に配置するファンフレット(マルチスケール)にしてほしいとのことなので、7弦マルチスケールギターを作ることになりました。
ボディの形状はLaputa(ラピュータ)というバンドのギタリスト・Kouichiのシグネチャーモデル「ESP LA-ダム-カラス-440」をモデルにしたいとのことなので、参考にします。
すんごいホーンが尖ってる&長いです。
ここまホーンは長くしないですし、カラスは6弦ギターなのに対し今回作るのは7弦ギターなので、ボディの形状をアレンジします。

そして本機にはマグネティックピックアップの他にピエゾピックアップを搭載します。
エレキギター用のブリッジサドルに埋め込むタイプのピエゾピックアップがあるので、それを使います。
マグネティックとピエゾでは出力のインピーダンスが異なるため、そのままではミックスして出力できません。
なので、バッファーを搭載したプリアンプを自作してミックスできるようにします。
今回製作する7弦ギターのスペックです。
| ボディ形状 |
ダブルカッタウェイ、アーチトップ
|
| ヘッド形状 | 片側7連リバースヘッド |
| ネックジョイント | セットネック |
| トップ材 | フレイムトチ |
| バック材 | マホガニー |
| 指板材 | ジリコテ |
| ネック材 | マホガニー |
| 指板R | 400R |
| スケール | マルチスケール 648〜686mm(25.5"〜27") |
| フレット数 | 24フレット |
| ピックアップ | 手巻きピックアップ |
| ブリッジ | HIP SHOT 7 String Multi-Scale Fixed Guitar Bridge 18°0.175" Black |
| 塗装 | ウレタン塗装(バフあり) |
| カラー | シースルーブルー |
| コントロール | 1ボリューム/1トーン 3WAYレバースイッチ ミニスイッチ(ピエゾ/マグネティック切り替え) |
| オプション | プリアンプ内蔵 |
まずはボディの製図から。
ホーンを短めにして、ボディ外周を7弦に合う大きさに調整しました。
ボディ右下のえぐれたような形状が特徴的です。
プリアンプを内蔵する場所も必要なので、コントロールやスイッチ類の配置やザグリの大きさ・位置を入念にシミュレーションします。

ボディ正面図と側面図ができました。
マグネティックピックアップはマルチスケールのフレットとブリッジに合わせてスラント(斜めに傾けて配置)させています。
ネックジョイントはセットネックで、ジョイント方式はボックスにします。
トラスロッドの調整がしやすいようにホイールナットも搭載します。

こちらはヘッドの正面図と側面図。
片側7連のリバースヘッドです。
ヘッドの左側の青色の斜線の部分は落とし込みにします。
段差ヘッドではなく角度付きヘッドなのですが、ヘッド角をレスポール等と同じ14°にすると強度が心配なので、少し角度を落として12°にしました。
マルチスケールなのでナットも斜めになっています。

これまで作ったことのないタイプのギターなので、設計通りに作れるか不安がありますが、完成できれば経験値が上がりそうです。
自作プリアンプも設計から考えないといけないので、なかなか大変ですが楽しみです。







