ギター用語

オリンピックホワイト ‐ ギリシャのオリンポス山が由来のカラー

ギタコン運営者:稲垣健太
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター歴25年 ドラム歴10年
ヤマハ音楽教室のアコースティックギターコースに5年、ドラムコースに5年に通う。シアーミュージックのボイトレに4年、話し方コースに3年通う。2023年からESPギタークラフトアカデミーでギター製作の技術を学ぶ。2026年より同校のアシスタント講師として勤務。日々プロ視点で楽器の構造やメンテナンスに携わる。これらの知見を活かし、単なるユーザー目線ではない「技術者・指導者目線」での教室選びを提案しています。
ギター製作風景はYouTubeで公開中→@GuitarConcierge

オリンピックホワイトとは

オリンピックホワイト(Olympic-White)は、ギターやベース塗装で用いられるカラーの名称。Fenderのストラトキャスターが広く知られているが、他のモデルや他のメーカーでも使われている。また、車など一般的な塗料でも同じ名称が見られる。

色味は「普通の白」と言えるカラーではあるが、ラッカー塗装の経年変化によって徐々に黄ばんでいくため、同じ「オリンピックホワイト」でもその見た目は大きく変化していく。

オリンピックホワイトの由来

「オリンピックホワイト」という名称は、スポーツのオリンピック(五輪)ではなく、ギリシャのオリンポス山(Mount Olympus)が由来となっている。

オリンポス山画像:Wikipedia

オリンポス山はギリシャの最高峰であり、ギリシャ神話でオリュンポス十二神の居所とされる山。このオリンポス山で採られる青みがかった灰色混じりの白い石の色が「オリンピックホワイト」の由来なのだという。

Olympic Whiteはギリシャの最高峰であるオリンポス山からきています。ギリシア神話の十二神が宿る山です。ギリシャにはパルテノン神殿のようなモニュメントが多数存在しており、これらはオリンポス山で採掘された青みがかった灰色混じりの白い石で作られています。Olympic Whiteカラーの由来はそこです。Olympic Whiteは黄味がかった白色だと思われがちですが、これはオリジナルのラッカーペイントが時間とともに赤外線等で退色して黄味を帯びるのです。

引用:Inside the Made in Japan Heritage | Fender

パルテノン神殿

オリンピックホワイトのギター

オリンピックホワイトのFenderストラトキャスターは、名ギタリストも数多く使用している。

リッチー・ブラックモア

ジェフベック

ジミ・ヘンドリックス

ABOUT ME
タケ
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

ギター歴23年。

愛器:Gibson Les Paul Custom、Black Cloud Aging Label #022、Stilblu #100、Legator Ninja N7FX

日々、ギターのお勉強中。