今日はネックプレートの穴とか配線穴とか、諸々やっていきます。
↓前回作業
ボディにネックプレート用の穴をあけます。
現物の穴と外周に沿って罫書きをします。
正面から見て左側はネックプレートがギリギリですが、ボルトオンはだいたいこんな感じです。
安いギターでネックプレートが一回りちっちゃいやつありますよね。
ボール盤でネックプレート用の穴をあけます。
ビットの径はΦ4.5。
ビットは完全には貫通させず、ビットの三叉の先端だけ貫通させます。
ネックプレートの形に当て木をするのは手間なので、ビットの三叉の先端だけ貫通させ、ボディを裏返して反対側から貫通させる、という手順です。
裏側から穴をあけたら、表(ボディトップ側)に向けると、ビットの三叉の先端まで貫通しているのがわかります。
この小さな貫通穴をめがけて、同じ径のビット(Φ4.5)を使い、今度は表側から貫通させます。
次はトレモロハンガーのビス穴をあけます。
トレモロハンガーの下にシムを敷いて高さを合わせ、千枚通しで目打ち。
次はジャックに通す配線穴をあけます。
今回は配線穴をあけたい位置がちょうどザグリの山になっているので、そこからあけます。
これは穴をあけ終わったあとに撮影したものです。
(本来はジャックのザグリに当て木をした状態で穴あけをします)
今回は山になっている箇所に穴をあけるので、山に対して斜めにドリルをあてて穴をあけようとするとビットがズレてしまうので、2段階で穴あけをします。
まずは山に対して垂直にドリルをあてて、ほんの少し掘り進めます。
軽く穴があいたら、そのままジャックザグリのほうに向けてドリルの角度を変えて掘り進めます。
次はアース線用の配線穴をあけます。
位置はだいたいこのへん。
トレモロブロック側から穴をあけるので、スケールで位置を測っておきます。