昨日の続きで、ボディ材のバックカット加工をしていきました。罫書きをした線に沿ってノコギリで切り込みを入れたのち、ノミで大まかに削っていきます。
昨日の作業内容はこちら。
ボディ材のバックカット加工①〜罫書き&ノコで切り込み:ギタークラフト学校日誌(3)今日からいよいよボディ材の加工の実習。まだ道具の仕立てが終わっていないので、加工の実習は40分くらいでしたが、めちゃくちゃ楽しいです。罫...
ノコギリでの切込みを終えた状態がこちら。加工線(赤い線)までノコで切り込みを入れています。写真では見えないですが、切り込みの内部はできるだけ真っ直ぐになるように切っています。
ボディの側面にも切り込みを入れています。粗加工の段階なので、切る深さはざっくりです。切り込みが足りなくても、後でノミなどで加工すればよいわけですが、切り過ぎると取り返しがつかなくなるので加工線の手前で止めます。
ノコでの切り込みをいれたら、叩きノミで大まかに削っていきます。まだ途中でして、写真の右側部分のみ削れています。右から左にかけて、木目の順目(木材の繊維の方向)に沿って削っていきます。これも加工線を超えないように注意して作業。切り込みがあることでノミの刃先が入りやすくなり、切り込みの溝でノミの刃先が止まるので、削り過ぎを防止してくれます。
明日は小刀の刃の砥ぎと、バックカット加工の続きをしていきます。