サーモウッドとは
「サーモウッド」は、熱と水を使った無酸素で200度を超える高熱による乾燥処理を施した木材のこと。
新入荷のバーズアイメイプルとカーリーメイプルの指板材。この色はもちろんサーモウッドです。 pic.twitter.com/qUPfezyrI4
— Y.O.S.ギター工房 (@YOSguitars) February 18, 2015
日本でサーモウッドをいち早く使い始めたメーカーと言えば、Sago。
今や色々なメーカーがオプションとして採用している、サーモウッドを楽器にいち早く採用した先駆者「Sago」のスタンダードモデル!カラーは深みのある緑がステージで輝くWald Greenにてオーダー!
Sago
Classic Style J4 (Wald Green)https://t.co/5Jf0NvwlNI pic.twitter.com/1ZRrnDvhi0— 池部楽器店ベースステーションリボレ秋葉原 (@bassstation_akb) July 27, 2018
【梅田店】
ボディシェイプは独特ですが
持ってみると意外とバランスは
良いんです。サーモウッドを
ボディ材に使用し、鳴りも抜群。
これ、オススメです。詳細はこちら…https://t.co/oKdkpM5KFi pic.twitter.com/rHKJC4ZP2Q
— 低音者@イシバシ楽器 (@teionmono1484) March 17, 2019
MomoseやBacchusを擁するディバイザーもサーモウッドを推しているメーカー。
Momoseの「MST2-WTW」というストラト。たぶんWTWってのはダブル・サーモウッドって意味じゃないかなぁ。ネックとボディがサーモウッド。指板はマダガスカル・ローズウッド。我ながらいいギターだわぁ。売り値20万で買いました。 pic.twitter.com/6OCs66wrSW
— 纐纈淳也 Junya Koketsu (@junya_koketsu) June 25, 2017
サーモウッドはギターだけの技術ではなく、もともとはフィンランドでサウナへの応用を目的として開発されたものと言われている。収縮がほとんどなく寸法が安定していることから、風呂場などの水回りや、温度差のある屋外のウッドデッキやテーブル、チェアーなど建築や家具の分野で用いられている。
<ブログ更新>ベランダデッキ張り。 床材はサーモウッドを使用。サーモウッドは、高温加熱処理を施した木材で、薬品を使う事なく防虫防カビ性、耐候性、材の安定性に優れている。 #diy https://t.co/k3tAkKKzVP pic.twitter.com/viOUl0BDBy
— 自給と自足と『アナスタシア』 (@TAKASHIHSAKAT_S) May 2, 2016
サーモウッドの特徴
サーモウッドは通常の木材と比べて含水率が低いのが特徴。含水率の低さは気温や湿度の影響を受けにくく、形状や寸法が安定しやすい。
サーモウッドのメリット
- コンディションが安定。ネックに用いると、反りやねじれが少なくなる。
- 長年弾き込んだような経年変化を最初から得られる。
- 含水率が低く軽量。
サーモウッドのデメリット
- 特別な加工のため高価になりがち。
- 乾燥しているため、衝撃には弱くなる。
- 音が丸くなりやすい。
- 薄い色味にはしづらい。
エレキギターにおける代表的なサーモウッドと言えば、ローステッドメイプル。