Fender Broncoとは
Fender Bronco(フェンダー・ブロンコ)は、フェンダーが1967〜1981年まで販売していたギターモデル。初心者や学生でも購入しやすいスチューデントモデルで、小型アンプのフェンダーブロンコアンプとセットで販売していた(当時の価格は265ドル50セント)。
セット販売のアンプはシルバーフェイスのVibro Champ(ヴァイブロ・チャンプ)の流用で、フロントパネルに赤字で「Bronco」または「Bronco AMP」と描き入れていた。
Mustang(ムスタング)やDuo-Sonic(デュオソニック)は一度製造中止になった後に複刻したが、Broncoは再販されていない。ただし、Broncoという名前は、フェンダー傘下のスクワイヤー社が販売するBronco Bass(ブロンコ・ベース)に受け継がれている。
Fender Broncoの特徴
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ボディ先に市場に登場していたムスタング(1964年〜)のボディシェイプを使用。ボディは小型で、左右非対称のオフセットであるのが特徴。オフセット・ギターとは ‐ ボディのウエストの位置が左右非対称になっているギターオフセット・ギターとは? 「オフセット・ギター」は、ジャズマスターやジャガーなど、"ボディのウエストの位置が左右非対称"になっているシ...
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ネック / スケールネックもムスタングと同じ仕様であった。24インチのショートスケール。フレット数は22。
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ピックアップリアに1基搭載の1ピックアップ。ノブは1ボリューム、1トーン。
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ピックガード発売当初はホワイトやホワイトパールのピックガードであった。1977年からはブラックの3プライのピックガードに変更されている。
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トレモロアームBroncoに搭載していたトレモロアームは、「フェンダー・スティール・ヴィブラート」と呼ばれていた。俗称「ブロンコ・トレム」。このトレモロは他の機種にはない独特の形状で、Broncoにしか搭載されていなかった。
1975年製Broncoの試奏動画