「歌うたい」は、歌をうたうことを職業とする人を指す言葉。「歌手(かしゅ)」や「歌い手(うたいて)」と同義語。「歌歌い」「歌唄い」「歌謡い」といった表記があり、いずれも「うたうたい」と読む。
三省堂大辞林(第四版)によると、「歌うたい」には下記の3つの意味がある。
うたうたい - 歌歌い・歌唄い・歌謡い
- 1:歌を歌う人、歌手
- 2:歌舞伎で長唄をうたう人
※長唄(ながうた:江戸時代に発展した三味線音楽) - 3:謡をうたうのを専門にしている人
※謡(うたい:能の声楽にあたる部分)
斉藤和義の楽曲『歌うたいのバラッド』を言葉の意味で解釈すると、「歌うたい」=「歌を歌う人」、「バラッド」=「バラード」という意味になる。「バラッド(ballad)」は英語で、フランス語の「バラード(ballade)」に相当する言葉。『歌うたいのバラッド』は、鈴木雅之、奥田民生、河口恭吾、Crystal Kay、BENI、由紀さおり、島津亜矢、森恵、Tiara、UNCHAIN
GReeeeNの4枚目のオリジナルアルバム『歌うたいが歌うたいに来て 歌うたえと言うが 歌うたいが歌うたうだけうたい切れば 歌うたうけれども 歌うたいだけ 歌うたい切れないから 歌うたわぬ!?』という早口言葉のようなタイトルには、「歌うたい」が5回も登場する。
歌もの (歌モノ) とは: 歌 (ボーカル) が入っている曲を指す音楽用語「歌もの(うたもの)」とは、歌(ボーカル)が入っている曲を指す。器楽用(楽器の演奏による音楽)に作曲されたものではなく、声楽用として作曲...