ギター用語

Ray Ross(レイロス)ブリッジ ‐ サドルの無いベース用ブリッジ

RayRossブリッジ
ギタコン運営者:稲垣健太
執筆者:稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター歴25年 ドラム歴10年
ヤマハ音楽教室のアコースティックギターコースに5年、ドラムコースに5年に通う。シアーミュージックのボイトレに4年、話し方コースに3年通う。2023年からESPギタークラフトアカデミーでギター製作の技術を学ぶ。2026年より同校のアシスタント講師として勤務。日々プロ視点で楽器の構造やメンテナンスに携わる。これらの知見を活かし、単なるユーザー目線ではない「技術者・指導者目線」での教室選びを提案しています。
ギター製作風景はYouTubeで公開中→@GuitarConcierge

Ray Ross(レイ・ロス)ブリッジとは

Ray Rossブリッジは、世界初のサドルレス構造を持つベースブリッジ・ブランド。フロイドローズを製造しているアメリカのAP INTERNATIONALが2019年のNAMMで発表。日本国内ではディバイザーが取り扱い、同社のブランドであるMomoseやBacchusからはRay Rossブリッジを搭載した特別モデルも発売されている。

ディバイザーでは、ゴールド、ブラック、クローム、ブラスの4種類が4弦用と5弦用でそれぞれ取り扱いされている。

ゴールド

ブラック

ブラス

クローム

5弦用

Ray Rossブリッジの特徴

  • サスティーンの向上
  • ハッキリとした低音
  • 緩めのテンション感

サドルレス構造の最大のポイントとなるのは、ポールエンドからナットまでが真っ直ぐな一本の線になるという点。通常のブリッジではサドルからポールエンドに向かって角度が付くが、開発者のアーロン・ロスはこれを音質に悪影響を与える「ゆがみ」と捉え、サドルを廃したRay Rossブリッジを開発。

弦の振動を余すことなくボディへと伝達することにより、サスティーンの向上やハッキリとした低音の響きを実現している。

また、弦に角度が付いていないことから、テンションは通常のブリッジと比べると緩めとなる。

開発者のアーロン・ロス

調整方法

Ray Rossブリッジの調整にはレンチを使用。ブリッジ後方のリングを回してオクターブ調整、弦を通すトーンピンの下部にあるリングを回して弦高調整を行える。

オクターブ調整リング 弦高調整リング

Ray Ross搭載モデル

ディバイザーのブランドBacchusやMomoseから、RayRossブリッジを搭載した特別仕様のモデルが発売されている。

通常モデルと搭載モデルの弾き比べ動画

ABOUT ME
タケ
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

ギター歴23年。

愛器:Gibson Les Paul Custom、Black Cloud Aging Label #022、Stilblu #100、Legator Ninja N7FX

日々、ギターのお勉強中。