マダガスカルローズウッド(Madagascar Rosewood)とは
マダガスカルローズウッドは、指板材やアコースティックギターやクラシックギターのサイド・バック材として使われる木材。希少な木材となっているハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)に似ていることから、その代用材として用いられている。
マダガスカルローズウッドには多くの種類があり、日本に楽器用として入ってくるのは学名『Dalbergia baronii』という種類。アフリカ南東のマダガスカル島を中心とするアフリカ原産のローズウッドで、パリサンダーとも呼ばれる。
マダガスカルローズウッドの特徴
- ハカランダに似た木目とサウンド
- ローズウッドの中で最も硬く重い
- 希少で高額
ハカランダに似た木目とサウンド
マダガスカルローズウッドは、希少な木材となっているハカランダに非常に似た木材として知られている。赤褐色に濃く黒い縞模様の木目が美しく入るといったルックス面で似ている木材であり、硬質で芯のあるサウンド特性でも似ていると言われる。
さてここでわかりやすいローズウッド見分け方ということで左からマダガスカル・ブラジリアン(ハカランダ)・インディアン
マダガスカルはどっちかというとクリームな導管が多くてぼやけた感じ、ハカランダは詰まったものが多く、インディアンは逆に開いている感じ。触った感触なんかは違うのですが pic.twitter.com/ckiBl2fV0i— Loose Cannon Lounge (@LooseCannonLNGE) November 19, 2020
K.Yairi DY-45のハカランダとマダガスカルローズウッドの比較動画
ローズウッドの中で最も硬く重い
楽器用に用いられるローズウッドには様々な種類があるが、その中でもマダガスカルローズウッドは最も硬く重いと言われている。その硬さから、輪郭がハッキリとしており、レスポンスの良いサウンドが期待できる。
希少で高額
非常に希少な存在となっているハカランダの代用として使われているマダガスカルローズウッドだが、現在ではマダガスカルローズウッド自体もワシントン条約の附属書IIに登録されており、希少な木材となっている。ハカランダほどではないもののローズウッドの中では高額な部類となり、高級ブランドや高級ブランドでの採用が多い。
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