フレットウェッジとは
フレットウェッジは、ギターやベースの余計なノイズや倍音を抑えてくれるアイテム。ナットとペグの間の部分で弦の下に挟み込むようにして取り付け使用する。同様の効果を持つフレットラップを作っているアメリカのGruv Gear社から発売されている。
"フレット"ウェッジという名前だが、フレットラップのようにフレットに触れるようなわけではない。また、wedgeは英語で「くさび」を意味している。
6弦ギターや4弦ベース用の「Small」、7弦ギターや5弦ベース用の「Medium」、7弦ギターや6弦ベース用の「Large」の3種類が発売されている。
フレットウェッジの使い方
フレットウェッジは、ナットのすぐ上の部分で弦の下に挟むようにして装着するだけ。弦を張ったままでも取り付けできるが、難しい場合は一旦弦を緩めてから取り付けると良い。
フレットウェッジの効果
フレットウェッジを取り付けることで特に高ゲイン時のノイズや倍音をミュートすることができる。この効果はフレットラップでも同様に得ることができるが、タッピング時などフレットラップを指板上で使う際には、ヘッド部分でのミュート効果は無くなるため、フレットウェッジを装着することでフレットラップとフレットウェッジの両方で同時にノイズ対策をすることができるようになる。
フレットラップとフレットウェッジの2つを同時に使用することで、お互いを補完し合いより優れたノイズ対策になる、とGurv Gear社では説明している。
Gurv Gear社の公式YouTubeチャンネルによるDemo動画。後半ではフレットラップも併せて使用している。
フレットラップ − ノイズや倍音を抑える便利アイテムフレットラップとは
フレットラップは、ギターやベースのネックに巻きつけることで弦に軽く触れ、余計なノイズを抑えるなどの演奏を補助する効...