ブティック系エフェクターとは
「ブティック系エフェクター」は、おもに職人の手で作られた少量生産の高級エフェクターのこと。「ブティックペダル」とも言われる。
「ブティック(boutique)」は、フランス語で「小規模な専門店」を意味する言葉。ギターやエフェクター界隈においては明確な定義はないが、「小規模な工房」「職人の手作り」「こだわりのクオリティー」「少量生産」「高額」といったイメージで用いられることが多い。
ブティック系エフェクターの特徴
一般的な大手メーカーの定番製品の場合、大衆受けする必要があるため、サウンドも無難なものになりがち。一方でブティック系はそれぞれのメーカーによるこだわりが強く、より自分にあった個性的なサウンドを得ることができる。
ただし、小さな工房で少量生産となると、価格も高くなりがち。価格に見合った性能かどうかは、購入前にしっかり試奏して判断したい。
代表的なブティック系ブランド
Landgraff
ブティック系エフェクターのパイオニア的な存在である『Landgraff』
Suhr
ハイエンドギターメーカーとして知られる『Suhr』も、ブティック系エフェクターブランドとされている。
VEMURAM
国産ブランドVEMURAMのJan Rayは、数ある歪みの中でも高い人気を誇る。ちなみに『VEMURAM』という名前は、社長の名前「上村(うえむら)」が、海外で「べむら」と呼ばれたことが由来となっている。
Shin's Music
鈴木伸一氏プロデュースのブランド『Shin's Music』