今回は5弦ベースの配線からやっていきます。
↓前回作業
今回使うのはBartolini(バルトリーニ)のスプリットタイプのピックアップ。
これをシリーズ⇔パラレルの切り替え、パッシブ⇔アクティブの切り替えができる配線にします。

シリーズ⇔パラレルの切り替えをするために、一度ピックアップの線の一部を切断して切り離します。

Push-Pushポットに接続してシリーズ⇔パラレルの切り替えをします。
なので切断した線に配線材を継ぎ足します。

継ぎ足した部分でショートしないように熱収縮チューブでカバーをします。

テスターでホットとアースを確認します。
反応したいのでホットとアースの組み合わせが違いますね、、、

ピックアップから3つピンが出ていて、両端の2つが組み合わせのようなので線をつなぎ直しました。

Push-Pushポットにピックアップの線をつなぎます。
これだけだとなんの配線かわかりにくいですが、シリーズ⇔パラレルになるように配線しています。

プリアンプも搭載しているので配線がごちゃごちゃしていますが、Push-Pushポットでシリーズ⇔パラレルの切り替え、2オンのミニスイッチでパッシブ⇔アクティブの切り替えができるようにしました。

ただ、ミニスイッチでパッシブ⇔アクティブの切り替えする際、ボフッっていうまあまあでかめのポップノイズが出ます。
演奏中に切り替えするのが難しいレベルの音量のポップノイズです、、、
電気系統に強い先生に相談したところ、ポップノイズは直流電圧が原因で起こることが多いそうです。
そこで先生が、直流電圧を抑えるためにミニスイッチとプリアンプのポットに抵抗をかましてくれました。
そうするとあらあら。ポップノイズが消えました!
すごい。これは、すごい。

では次はピックアップをマウントするためにザグリにビス穴を開けます。

ピックアップにウェンジで作った自作カバーを被せ、底面にスポンジを貼り付けます。

最後にコントロールパネルを取り付けます。
ビス穴の位置を計測。


ビス留めしたときにビスの頭が飛び出さないように皿切りをします。

バッテリーザグリに9V電池をインしてみます。
演奏中に電池がザグリの中で動いてカタカタ音が鳴ったり、共振したりしないように、パネルの裏にスポンジを貼って中で動かないようにします。

プリアンプもコントロールザグリの中で動きそうなので、スポンジを貼っておきます。

パネルのフィルムを剥がしたいのですが、固着していてなかなか剥がれない、、、

こうなったら接着剤落としで粘着部分を溶かしながら剥がすしかありません。

パネルを傷つけないようにプラスチック製のヘラでこすり剥がしていきます。


























