5作目のLPタイプのギターが完成したので、6作目に取り掛かります。
今回は5弦ベースを作ります。
GCAでは1年生の2作目でベースを作る人が多いですが、2作目もギターを作ったのでベース製作は未経験です。
どうせなら5弦ベースがほしいので、4弦を飛ばして5弦で作ります。
今回、以下のようなスペックを考えています。
モデル:PBタイプ(5弦)
ネックジョイント:ボルトオン
ヘッド形状:段差ヘッド(ペグ:左4/右1)
ボディ材:アルダー
ネック材:メイプル
指板材:エボニー
フレット数:21
塗装:ウレタン
カラー:メタリックグレー(ECグレー)/マッチングヘッド
ピックアップ:スプリットコイル(Bartorini/b-axis PB5)
コントロール:1Vo、3バンドEQ、パッシブ/アクティブ切り替え
ブリッジ:404SJ-5
その他:ホイールナット
スプリットコイルを使いたいのですが、学校には5弦ベース用のスプリットコイルがないので、Bartoriniの「b-axis PB5」を買いました。
プレベタイプですが、3バンドEQとパッシブ/アクティブ切り替えのスイッチを付けます。
ボディ形状は少しアレンジしますが、学校にある治具をベースに製図します。
ブリッジは裏通しもできるタイプを使います。
プリアンプ用のバッテリーをコントロールザグリの中に収めたかったのですが、スペースに余裕がないので別でザグリを設けて収納することにします。
バッテリーをコントロールザグリの中に入れるとポットなどに接触してトラブルが起こる可能性があるので、離しておいたほうが安心というのも別にした理由です。
今回は指板エンドからブリッジにかけて、アンティークガラスをボディに埋め込みます。
指板エンドから伸びているのはガラス埋め込み用のザグリです。
2つ点線を書いていますが、掘るのは外側の点線です。
指板エンドの延長線上にガラスを埋め込みたいのですが、そのラインでザグリを掘るとガラスを埋め込んだときにキレイなラインにするのは難しいそうなので、ザグリを広めに掘る&ガラスの幅を広めにして埋め込み、塗装でストレートのラインを作ることにしました。
スプリットコイルは半円の足がついていて、ガラスの通り道の邪魔になりそうなので足切ってしまって、ピックアップカバーを作ってかぶせてしまおうと思います。
ピックアップはこんな感じ(もう足を切っちゃった状態)
ヘッドの製図です。
フェンダーの5弦プレベを参考に、4対1でペグを配置。
ヘッドの形状はオリジナルです。
ペグ穴の位置は、横はセンターラインからの距離、縦は0フレットからの距離を測って書いておきます。
製図ができたので、次回から製作に取り掛かります。