前回は着色をしました。
今回は着色した部分とマスキングを剥がした部分との間の塗料の刃引きをします。
その後でバインディングに着色をします。
↓前回作業
シースルーレッドの着色がバインディング側にはみ出している部分があるので、それをスクレイパーで刃引いて境目のラインを綺麗にします。
スクレイパーを親指、人差し指、中指で覆うように軽く握り、親指を外周に添わせながら塗料を刃引いていきます。
親指の位置で外周から内側の距離を調整し、外周に沿って均等に刃引きできるようにするのがコツです。
ボディ側の塗装を削らないように、外周からのスクレイパーの距離を微調整しながら削っていきます。
シースルーレッドが剥がれてしまった箇所は赤のマジックで補修します。
ラインに沿って塗りたいときはプラ板など柔軟性のあるものをボディの外周にあてたりします。
カッタウェイとボディサイドの間も赤のマジックで補修。
カッタウェイのラインにプラ板をあてます。
今回、外セルはアイボリー、カスタムセルは白と黒で巻いたため、色の差が違和感が出てしまいました。
なので、カスタムセルは白を黄色で着色し、外セルのアイボリーに近づけます。
というわけで、バインディングに着色をするための準備をします。
外周に新聞紙を貼り、裏側に塗料が飛ばないように保護。
続いて、外セルも塗料が乗らないように、外セルに5mmの細いマスキングを貼ります。
こちらはバインディングに黄色の塗料を吹き終わった状態です。
今回は先生にやってもらいました。
トップにも黄色の塗料が乗りますが、今回はトップはマスキングなしでバインディングに吹き付け。
何周か黄色を吹き付けて、外セルのマスキングの一部を軽く剥がして色合いを確認しながら着色。
という流れでした。
ヘッドバインディングも同じ手順で、外セルにマスキングをし、カスタムセルを黄色で着色しました。
ヘッドバインディングも外セルとカスタムセルで色合いが合っていい感じです。
こちらが一日置いた状態です。
外セルにマスキングをしていましたが、どうしても外セルにも塗料が乗ってしまいます。
なので、外セルに乗った塗料をスクレイパーで刃引きします。
刃引きの要領は先程と同じです。
今回は外セルに乗った塗料だけ刃引くので、カスタムセルの塗料を剥がさないように注意。