今日はネックグリップを仕上げます。
↓前回作業
前回の作業で指板接着をしました。
きれいに接着できています。
指板からネック材がはみ出ている部分があるので、エコノミーサンダーで削っていきます。
まずは0フレットからヒールのあたりまで、エコノミーサンダーの角丸のベルトで削ります。
指板まで削らないように、かつギリギリまで攻めて削る。
次は残った部分(ヒールからネックエンドまで)をエコノミーサンダーの平面のベルトで削ります。
指板がヘッド側にはみ出している部分もエコノミーサンダーで削ります。
0フレットの溝から3mm残して削っていきます。
指板を削るついでに指板からヘッドにかけて傾斜をつけるイメージです。
ただし、削り過ぎたら取り返しがつかないので慎重に。
あとで丸ノミとペーパーで削って段差をなくすので、少し段差が残るくらいまで削れたらOKです。
今回は丸ノミを使わず、#150のペーパーで段差を落とします。
まだグリップが角張っているので、エコノミーサンダーでできるだけ丸みをつけます。
ある程度グリップに丸みがついたら、指板とグリップの間の段差をノミで削って平らにします。
再びエコノミーサンダーで丸みをつけます。
グリップの仕上がりの形をイメージしながら削ります。
指板からグリップにかけて滑らかな曲線をつけたいので、ネックを限りなく平行に持って指板とグリップの境目を削ります。
指板とグリップの境目あたりは、ネックを倒しぎみで削ると傾斜が急になってしまうので、ギリギリの角度で攻めます。
まだ角ばっていますが、あまり攻めすぎるとネック厚が薄くなってしまうので、適度なところまで攻めたらストップします。
ノギスで厚みも確認。
粗加工の段階では仕上がり+1mmでしたが、この段階ではサンドペーパーでの生地調整を考慮して、仕上がり+0.5mmまで削ります。
今日はここまで。
明日もグリップ加工です。