ギタークラフト

トラスロッドのアジャスト部の溝加工:ギタークラフト学校日誌(58)

今日の実習は指板接着について。別々に加工した指板材とネック材を接着する工程です。

実数はトラスロッドのアジャスト部の溝加工を。

見えにくいですが、ヘッドストックにロッドアジャスト部の罫書きを、指板エンドあたりにロッドエンドの罫書きをしています。

罫書きした上記2箇所に治具を両面テーブで貼り付けます。この状態でトリマーという工具を使って溝を掘っていきます。

ヘッドストックは角度つきなので、ロッドアジャスト部の治具は脚付きのものをセッティングしています。

トリマーには先端にドリル刃がついていて、ネジで上下できる構造になっています。一気には掘れないので、1mmずつドリル刃を下げて掘っていきます。

ロッドアジャスト部は深さ14mm(最深)で掘っていきました。きれいに掘れましたね。実はロッドエンド部は少し失敗したのですが、そちらは指板で隠れるので良しとします。

はい、ロッドアジャスト部とロッドエンド部の溝が掘れました。ネックの真ん中にも溝を掘ってトラスロッドを埋めます。それはまた明日。

ABOUT ME
稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
関西外国語大学外国語で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中
└ギター製作の経験をほぼ毎日日記で更新
ギタークラフト製作日記

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

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