今日の実習は指板接着について。別々に加工した指板材とネック材を接着する工程です。
実数はトラスロッドのアジャスト部の溝加工を。
見えにくいですが、ヘッドストックにロッドアジャスト部の罫書きを、指板エンドあたりにロッドエンドの罫書きをしています。
罫書きした上記2箇所に治具を両面テーブで貼り付けます。この状態でトリマーという工具を使って溝を掘っていきます。
ヘッドストックは角度つきなので、ロッドアジャスト部の治具は脚付きのものをセッティングしています。
トリマーには先端にドリル刃がついていて、ネジで上下できる構造になっています。一気には掘れないので、1mmずつドリル刃を下げて掘っていきます。
ロッドアジャスト部は深さ14mm(最深)で掘っていきました。きれいに掘れましたね。実はロッドエンド部は少し失敗したのですが、そちらは指板で隠れるので良しとします。
はい、ロッドアジャスト部とロッドエンド部の溝が掘れました。ネックの真ん中にも溝を掘ってトラスロッドを埋めます。それはまた明日。