前回はフレットを打つ前のネックの加工をやりました。
今回はフレットを打っていきます。
↓前回作業

フレットを打つ前に指板すり合わせをします。
#240、#320のサンドペーパーで磨きます。

#600のサンドペーパーで磨いて仕上げます。
指板すり合わせはここまでです。

#600で磨くと指板表面の傷が細かくなって綺麗になりました。

ではフレットを打っていきます。
今回は一般的なニッケルシルバーフレットではなく、ステンレスフレットを使います。
ステンレスフレットはニッケルよりも耐久性が高く、ほとんどすり減ることがないと言われています。
ステンレスフレットは硬いので、HOSCOのステンレス対応フレットカッター(TL-FC28S)を使って切断します。

今作の指板はファンフレットで通常の指板よりもフレット溝が長いですが、長ささえ足りていれば通常の指板と同じようにフレット打ちできます。

フレットタングの切断にはStewMacのDeluxe Fret Tang Nipperを使います。
値段はお高いですが、タングを綺麗に切断できます。

タングはフレット溝の内側1mmくらい短くなる長さで切ります。
フレットタングの長さも通常の指板に合わせる時と特に変わりはありません。

喰い切りとニッパーでフレットの両端を挟んで軽く曲げ、準備完了です。
今回は400Rで指板の曲線がそんなに強くないので軽く曲げる程度で打ち込んでいきます。

今回はフレットプレスで埋め込んでいきます。
フレットの端を玄能で叩いて軽く埋め込んだ状態にしてからフレットプレスをします。

ボール盤に400Rのカウルを装着し、上から押さえ込んでフレットを埋めていきます。
フレットプレスは真ん中からしっかり埋め込み、その後に両端をプレスします。

フレットプレスでは完全に埋まらなかった箇所は玄能で叩いてしっかり埋め込みます。

グリップ部分はボール盤のテーブルとの間に隙間があって力が逃げてしまうので、グリップの下に当て木を敷いてフレットプレスをします。

全フレットが埋め込めたら600mmスケールを置いて埋まりきってない箇所がないか確認します。
埋まりきっていなければ玄能で叩いて埋める必要があります。

浮いている箇所はなかったのでフレットニッパーで飛び出た部分を切り落としていきます。

鉄ヤスリ(中目)でフレットエッジのバリを削ります。
フレットエッジは30〜45度くらいになるように角度をつけながら削ります。










