今日はネックグリップの粗加工をします。
↓前回作業
エコノミーサンダーでグリップの粗加工をするので、必要な罫書きをします。
まずはネックグリップ側にセンターラインを引きます。
指板面に引いたセンターラインをグリップ側に延長して引きました。
次は以下の3つを罫書きします。
① 0フレット、1フレット、12フレットの位置を罫書き
② センターラインから左右10mmの位置に線を罫書き
③ ヘッド裏の形状とヒールの形を罫書き
指板サイドには以下の2つを罫書きします。
① 指板トップ面から5mmの位置に線を罫書き(左右の指板サイド両方)
② ヘッドからネックにつながる形とヒールの形を罫書き
ではエコノミーサンダーで粗加工します。
まずはセンターラインから10mmの位置に引いた線と、指板接着面から5mmの位置に引いた線の間を削ります。
(罫書きの線が消えるか消えないかくらいまで削る)
次は1フレットと12フレットを仕上がりの+1mmまで削ります。
現状の厚みをノギスで確認。
1フレットは指板(6mm)込みで23mmにしたいので、17mm+1mm=18mmくらいになるまで削りました。
12フレットは指板(6mm)込みで25mmにしたいので、19mm+1mm=20mmくらいになるまで削りました。
1フレットと12フレットを仕上がり+1mmくらいまで削ったら、削った最深部を線で結びます。
この線はエコノミーサンダーで厚みを落とす際の目印となります。
先ほど引いた線までエコノミーサンダーで削りました。
スケールで平行に削れているか確認。
ここまでの作業だとグリップ部分が角張った状態なので、エコノミーサンダーでざっくりと丸みをつけました。
丸みはこの後の手加工でを作るので、この時点ではほんとざっくりで。
今日はここまで。