ハンドマイクは、主に以下の2つの意味で使われる。
- ① 手で持って使用できるタイプのマイク(有線or無線)そのものを指す。「ハンドヘルド型」とも呼ばれる。
- ② マイクスタンドからマイクを取り外して手で持って歌ったり声を出したりする行為を指す。
①の意味の場合、カラオケでもよく使われるダイナミックマイクなど、手で持って使用できるものをハンドマイクと呼ぶ。ハンドマイクには有線のタイプと無線(ワイヤレス)のタイプがあるが、いずれにしても手持ちマイクをハンドマイクと呼んでいる。ハンドマイクは頑丈なダイナミック型であることが多いが、コンデンサー型もある。
②の意味の場合、ライブなどでマイクスタンドにマイクを固定した状態で使用するのではなく、スタンドからマイクを外して手で持って歌ったり声を出したりすることをハンドマイクと呼ぶ。
ハンドマイクは和製英語・カタカナ英語であるため、そのままでは海外では通じない。手で持って使用するタイプのマイクを英語では「handheld microphone(ハンドヘルド・マイクロフォン)」と表現する。「handheld(ハンドヘルド)」は「手で持てる」「手のひらサイズ」という意味の英単語。ワイヤレス(無線)タイプのものは「Wireless handheld microphone」と呼ぶ。