独唱(どくしょう)とは
- 【読み方】どくしょう
- 独唱は、歌曲を一人で歌うことを指す。
- 楽曲の一部のパートを単独の歌い手が歌唱することも独唱と呼ぶ。
- 一人の歌い手が単独で歌う曲を「独唱曲(どくしょうきょく)」と呼ぶ。
- 独唱はイタリア語で「Solo(ソロ)」という。
- 「独唱者」や「独奏者」を意味する「Solite(ソリスト)」はフランス語で、英語では「Soloist(ソロイスト)」という。
- 独唱の対義語は斉唱(せいしょう)、合唱(がっしょう)、重唱(じゅうしょう)。
※対義語はいずれも多声部の歌唱形態 - ひとりの歌い手による独唱会(またはメインの歌い手+伴奏者による演奏会)を「リサイタル」と呼ぶ。
- 国家的行事やスポーツイベントなどで国歌を一人で歌うことを「国歌独唱(こっかどくしょう)」という。
※「国歌斉唱(こっかせいしょう)」は複数人で国歌を歌うこと。
森山直太朗『さくら(独唱)』のタイトルの意味
森山直太朗が2003年3月5日にリリースした楽曲『さくら(独唱)』には、括弧付きで「独唱」と書かれている。もともとは、2002年10月2日に発売されたミニアルバム『乾いた唄は魚の餌にちょうどいい』にバンドバージョンで収録されていた曲で、シングルカットにあたってボーカルとピアノ演奏のみという編成にアレンジしたため、シングル版は『さくら(独唱)』というタイトルが付けられた。バンドバージョンはコーラスが入っているが、シングルバージョンはコーラスなしの独唱となっている。