声の出だしで多く息を使わず、一定の息の量で発声する − ボイトレ日誌(3)

声の出だしで多く息を使わず、一定の息の量で発声する

本記事は一部PRを含みます

ボイトレを始めてから、息の使い方、息を使う量のコントロールする力が大事だと感じるようになりました。
今回のボイトレは、声の出だしで多く息を使わず、一定の息量で発声するというポイントです。

ギタコン運営者:稲垣健太
執筆者:ケンタトニック(稲垣健太)
→プロフィール

中学2年の時にギターを、高校1年の時にドラムを始め、ヤマハ音楽教室のアコースティックギターコースに5年、ドラムコースに5年に通う。取材をきっかけにボイストレーニングの有用性を感じ、シアーミュージックに入会。ボイトレに通い始めて4年、話し方コースは3年目に突入。このサイトでは、細かいエリア分けと、地図から教室を探せる機能を導入し、通いやすさという実用面からも最適なスクール選びをサポート。複数の音楽教室での受講経験をもとに、「初心者でも続けやすいか」「目的に合った学びを得られるか」といった視点と「料金に見合った価値があるか」という実用性のバランスを重視した独自の基準でサービスを厳選。
著書:基本だけで終わりたくない人のギターコードブック
ギターコードを"覚える"から"見つける"に変えるコードトーンブック
こんなにあった!ギターコード大図鑑: 知ってるコードの、知らない押さえ方
(→左利き専用版)

声の出だしで多く息を使わないように気をつける

声の出だしでつまづいてしまうと、後の発声にも影響してしまいます。
ボイトレで先生に指摘されたのは、「声の出だしで多く息を使わない」という点。

表現のひとつとして、あえて息を多めに混ぜた声から始めることもありますが、そうでなければ声の出だしで多く息を使うメリットはありません。
それどころか、声の出だしで多く息を使うと後半に息が足りなくなったり、声帯が開いたままになって後半の発声が崩れたりといったデメリットが生じます。

出だしで息が多く出てしまうのは、声帯が準備できる前に息を通してしまっているからです。
息が通ってから慌てて声帯を閉じて声を作っている状態なので、出だしの声がおかしくなってしまいます。

大事なのは、発声する前に口や舌、喉の形を作って準備してから息を通すことです。
これはボイトレ日誌(1)で書いていますが、「発声する前に口や舌、喉の形を作って準備する」ことを意識します。

あわせて読みたい
次に出す声をイメージしながら発声する − ボイトレ日誌(1) 私はシアーのボイトレと話し方レッスンにそれぞれ月1回通っています。 ボイトレが月1、話し方レッスンも月1なので、合計月2回発声の練習をしていることになります。 レ...

リップロールで発声してみるとわかりやすい

唇を震わせて発声するリップロールで発声練習するときも、声の出だしで多く息を使わないように気をつけなければなりません。
これもボイトレで先生によく指摘されます。

リップロールが最初から最後まで安定した息の量でできていれば、出だしから綺麗に「ブブブブブブブ」という音になるはずです。

悪い例:出して息漏れしているリップロール

波形を見ると出だしの音量が大きいことがわかります。
出だしで息漏れしているリップロールの波形

良い例:出だしで息漏れしていないリップロール

波形で見ると最初から最後まで音量はほぼ同じです。
出だしで息漏れしていないリップロール

しかし、リップロールの出だしで息の量が多いと、最初に息が漏れて「ボフッ」という息漏れ音が生じてしまいます。
文字で表現すると伝わりにくいですが、「(ボフッ)ブブブブブブブ」みたいな感じに明らかに出だしの息漏れ音が目立って聞こえると思います。

これも原因は同じで、声帯が準備できる前に息を通してしまっているため、出だしで息が多く出てしまいます。
最初に息を多く使ってしまうと後半の息が足りなくなります。

もうひとつの原因は、力が入りすぎていて勢いよく息が出てしまうことです。
リップロールは口周りや喉周りをリラックスさせるのが目的ですので、力を入れすぎると効果が半減します。
リラックスした状態からリップロールをスタートすることが大事です。

リップロールで一定の息の量で発声する練習をする

一定の息量で発声するには腹式呼吸が欠かせません。
息の量は喉周りでコントロールするのではなく、腹式呼吸=お腹の力で息の量をコントロールします。

喉周りで息の量をコントロールしようとすると力んでしまって喉が締まった声になってしまいます。
喉周りはリラックスして、腹式呼吸で息の量をコントロールできるように練習します。

一定の息の量で発声する練習としてもリップロールが効果的です。
リップロールで15秒は持続させたいですね。
10秒持たない場合、息の量が多すぎる可能性が高いです。

リップロールを繰り返し練習していると、少ない息の量でも十分に声になるとわかってくると思います。
逆に息の量が多いと声量が出せないことにも気づきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!