ギター用語

ボルトオンネック(デタッチャブルネック) ‐ ボディとネックをボルトによって固定する接合方法

ボルトオンネック

ボルトオンネックとは

ボルトオンネック」または「デタッチャブルネック」は、ネックとボディの接合方法(ネックジョイント)の一つ。ジョイント部分をボルト(ネジ)によって結合する。

セットネックが一般的だった時代、レオ・フェンダーがボルトオン方式を採用し、エレキギターの量産化につながった。

ボルト4本での結合が一般的だが、1本のものから6本のものなど本数は様々。

プレートタイプとブッシュタイプ

ボルトオンには、プレートを使ったタイプとブッシュ(金属の輪)を使ったタイプとがある。プレートタイプに比べてブッシュタイプはヒールカット加工の自由度が高い。

ヒールカットのため、四角形ではないジョイントプレートも。

  • 取り外し、取り付けが簡単にできるため、修理・メンテナンスやカスタマイズが容易。
  • 生産性が高いため、価格が抑えられる。
  • トラスロッドの開口部をネックエンド側にできる。
  • スルーネックやセットネックと比較してサスティーンが短いと言われている。ただし、組み込みの精度など個体差が出るので一概に優劣を付けるのは難しい。
  • ヒールカットの加工が難しくなる
セットネック
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スルーネック
スルーネック ‐ ボディエンドまでネック材が到達するギタースルーネックとは 「スルーネック」は、ボディエンドまで達するネック材の両サイドに、ウィング材と呼ばれるボディ材を接着するネックジョイン...
ネックプレート
ネックプレート ‐ ボルトにかかる圧力を分散するためのパーツネックプレートとは ネックプレートは、ボルトオンタイプのボディとネックの接合部分に用いられるパーツ。「ジョイントプレート」とも呼ばれる...
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タケ
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

ギター歴23年。

愛機:Gibson Les Paul Custom、Black Cloud Aging Label #022、Stilblu #100、Legator Ninja N7FX

日々、ギターのお勉強中。