前回はネックの成形をしました。
今回はナット接着まで進めます。
↓前回作業
ナット接着をする前に、フレットサイドの溝を埋めるのを忘れていたので、先にやってしまいます。
サティーネ指板の端材を鉄ヤスリで削って粉にし、エポキシに混ぜます。

メイプルネックに付着しないように、指板材との間にマスキングテープを貼って保護します。
エポキシは乾燥すると容量が減るので、少しこんもりするくらい盛っておきます。
塗り終わったら1日置いてエポキシを乾燥させます。


ではナット接着をします。
まずはナット溝の状態をチェック。
150mmスケールをあてて平面になっているか確認します。

傾きがあったので、ノギスで深さを測ります。
6弦側は3mm。
段差ヘッドのナット溝の深さは3mmなので、こちら側はOK。

1弦側は2.5mm。
6弦側と比べると0.5mmほど浅いですね。

溝の際が段差が残ることが多いので、150mmスケールを溝の壁側に寄せて差し込みます。
スケールを差し込むと段差がある感覚がありました。

ヘッドの傾斜とナット溝の間にある部分は3mmで作ります。
ノギスで測るとほぼ3mmだったのでこの部分はOK。

次はナットを加工します。
今回はカーボンナットを使います。
ナットの幅は43mm。
ミシンノコで余分な部分をざっくり切断します。

#150のサンドペーパーでナット溝にハマるように成形します。

カーボンナットの粉は指板やネック材に付くと取れにくいので、ナット溝の周りをマスキングテープで保護します。

ナット溝にハマりました。
次は指板のRに合わせてナットの上面を削ります。
6弦側は指板トップ面から3mm、1弦側は指板トップ面から2mmの高さを取ります。
シャーペンを寝かせた状態で1フレットに置き、6弦側3mmから1弦2mmに向かって横方向に動かすとRの形に罫書きができます。
青色の部分が罫書きした箇所です。

#150のサンドペーパーで罫書きの線まで削りました。
150mmスケールで確認するとだいたい3mmです。

ナットを接着します。
木工用瞬間接着剤をナット溝の底面に3箇所塗布します。

ナットを押し込んで接着。
ナット溝は塗装が終わった後で作るので、この時点ではこれで完了です。
















