前回で塗装が終わったので、塗装の保護のために貼っていたマスキングを剥がします。
↓前回作業

【5作目】トップラッカー(吹き仕上げ):ギタークラフト学校日誌(263)今回はトップにラッカー塗装をします。
↓前回作業
https://guitar-concierge.jp/guitar-cr...
マスキングの上に塗料が乗っていて、そのまま剥がすと必要な塗装まで剥離してしまうため、まずはスクレイパーでマスキング上部の塗装を削り落とします。
スクレイパーで削る際は、外側に向けて削ると剥離してしまうため、指板の内側に向けて削ります。
指板のマスキングは、まず指板エッジに乗っている塗装をスクレイパーで剥がします。
このときもスクレイパーを内側に向けて削ります。
書き忘れていましたが、ボディに近い指板エッジの塗装を剥がすときは、ボディに傷がつかないように紙でマスキングをしておきます。
今回はトップラッカーなので、新聞紙だと印字が写ってしまう可能性があるため、白い紙でマスキングしました。
塗装が薄くなってきたら、ゆっくりとマスキングを剥がしていきます。
マスキングを剥がす際も内側に向けて剥がします。
マスキングを剥がし終えたら、指板エッジに乗っている余分な塗装をスクレイパーで削り落とします。
剥離させないように気をつけながら、サッと手早くフレット間をスクレイパーで直線的に削っていきます。
フレットエッジに乗っている塗装は、デザインナイフでフレットの根本に切れ込みを入れて剥がします。
指板に対して平行に削ると塗装の角が立って演奏するときに指に当たるので、スクレイパーを45度くらいの角度をつけて角を落とします。
ストップテイルピースのスタッド穴の保護のために貼っていたマスキングをデザインナイフで切って剥がします。
