今回はセットネックの接着をします。
↓前回作業
【5作目】ヘッドバインディングを貼る(外セル+カスタムセル):ギタークラフト学校日誌(245)前回にヘッドバインディングの溝を掘ったので、今回はバインディング(外セル+カスタムセル3層)を貼っていきます。
カスタムセルは外側から...
ネックをボディのジョイントにはめてみて、きついところがないか確認します。
ネックを抜いて確認したところ、写真の赤枠の部分がわずかに色が変わりました。
色が変わるということは圧迫されている部分、つまりきつい部分ということになります。
きつい部分をサンドペーパーでほんの少しだけ削り、再度はめ込んでみたところ、バッチリ合いました。
接着前に仮止めをします。
真ん中に切れ込みが入っている接着用の治具を挟んでボディとネックを固定します。
切れ込みからスケールを通し、スケールエンドの位置と弦高をスコヤで確認。
この状態でのスケールエンドの高さ(ブリッジ高)は9.5mmです。
セットネック+チューンオートマチックのブリッジ高は18mmなので、指板と弦を貼った状態で18mmにします。
ただし、今はまだ指板を貼っていない状態なので、指板6mm+弦高3=9mm低い状態です。
ネックを接着した後に指板接着面の平面出しをするので、今の状態で9mmから0.5〜1mmくらい高い状態が理想です。
なのでOKということですね。
ではネック接着をします。
ボディのジョイントザグリ側に木工用ボンドを塗布します。
底面だけでなく側面にも塗布。
ボンドを塗った状態でネックをはめると、ボディエンド側にネックを寄せるのが難しくなるので、ネックをジョイントザグリの位置にぴったり合わせ、真上から押し込みます。