一通りザグリ終えたので、今日はコンター加工をします。
↓前回作業
【4作目】スプリングキャビディのザグリ：ギタークラフト学校日誌（201）昨日にトレモロの貫通ザグリを開けたので、今日はスプリングキャビティのザグリをします。 ↓前回作業 https://guita...
ウエストカットの罫書きをします。
最深部を決めてから形を作ります。
最深部はボディエンド寄りに。
ボディバックにもウエストカットの形を罫書きし、切れ込みを入れるときの加工線を何本か書いておきます。
加工線に沿ってノコギリで切れ込みを入れます。
叩きノミ（大）で粗加工します。
一部分削り過ぎてしまいましたが、この後の加工で補修できる範囲内です。
反り鉋で加工します。
できるだけ平面になるように加工するのが理想。
まだ粗加工なので完全に平面でなくても良いのですが、一応確認。
#150のサンドペーパーで形を整えます。
サイドのRにチョークを塗って形を確認。
赤で囲んだ部分が盛り上がっているので要修正。
うん、とりあえず滑らかな形になりました。
平面もだいたい出ています。
次はエルボーコンターです。
エルボーコンターはギターによって大きさが結構バラバラで、浅いものから深いものまでさまざま。
センターラインを少し超えたくらい（5〜7mm）の位置から、リアピックアップの下部あたりにかけて直線を引きました。
15mm間隔くらいで加工線を引いておきます。
サイドも罫書き。
ボディトップにかけてなだらかな斜面になるように罫書きします。
豆平鉋で削っていきます。
ウエストカットと違い、エルボーコンターはトップからサイドにかけて傾斜をつけつつ、横方向は真っ直ぐになるように削らないといけません。
いい感じに傾斜を作れました。
#150のサンドペーパーとすり板で形を整えます。
うん、横方向はだいたい平面になりました。
