ストラトキャスターやレスポール等のギターに使われる差し込み式のコントロールノブ(スピードノブやハットノブ)は、指を入れる隙間がなくて取り外しにくいですよね。マイナスドライバーなどをノブの下側の隙間に差し込んで持ち上げる方法もありますが、クロス等を敷かずにやるとボディトップが傷ついてしまう恐れがあります。
ちょっとしたポイントを押さえれば、ボディトップを傷つけずにノブを取り外すことができます。この記事では、簡単に取り外せるおすすめのアイテム2つと、マイナスドライバーを使ってノブを取り外す方法と注意点を紹介します。
ギターのコントロールノブを簡単に取り外す3つの方法
おすすめのアイテム2つ、クリップクランプツールとノブプラーを使った方法と、マイナスドライバー2本を使ったノブの取り外し方法をご紹介します。
クリップクランプツールを使ってノブを取り外す
1つ目のおすすめのアイテムは、クリップクランプツールです。これは自動車のクリップ(車内の内張りや外装部品を固定する部品)を取り外すためのアイテムですが、ギターのノブ外しにも使えます。

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使い方は簡単。ギターノブの隙間にクランプツールの先端を差し込み、テコの原理で持ち上げるだけ。クランプツールでボディトップが傷つかないように、クロスやウェス(布)などを敷いておきます。
クランプツールの裏側は先端が真っ直ぐで、テコで力が加わる部分は曲線になっているのでボディトップが傷つきにくいです。

真横から見ると、ギターノブを取り外すのに適した形状であるとわかります。

ストラトについたノブを取り外してみましょう。ボディトップとノブの下側にクランプツールの先端を差し込み、少しずつ力を加えて持ち上げます。

クランプツールの先端を少しずつノブの中心まで差し込んでいきます。クランプツールが入り切らない状態でノブを持ち上げると、ノブが割れたり端が曲がったりするので注意。

クランプツールの窪みがシャフトにしっかりハマるように少しずつ奥まで差し込んでいきます。

あ、割れてしまった、、、。ゆっくり少しずつ持ち上げたのですが、持ち上げる時に力が偏ってしまったのか、はめ込み部分が割れてしまいました。

割れたはめ込み部分は、金属やプラスチック用の瞬間接着剤(シアノンS)を使って接着。レスポールのノブ外しは失敗しましたが、割らずに楽に取り外す方法は後ほど紹介します。

コントロールノブ取り外し用ツール「ノブプラー」
次はコントロールノブ取り外し専用のツール「ノブプラー」を使ってみます。

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使い方は簡単で、ノブプラーの脚の部分をコントロールノブの隙間に差し込み、リングを押し下げて固定し、上に引き抜きます。プラスチック製か樹脂製かわからないですが、ギターのボディトップを傷つけにくい素材が使われています。
こちらも画像解説します。ストラトノブの隙間にノブプラーの脚を潜り込ませます。

ハンドルを上に引き上げてノブを取り外します。簡単に取り外せました。

レスポールのノブをノブプラーで外してみましょう。先ほどクランプツールでノブのはめ込み部分を割ってしまいましたが、うまくいくでしょうか。

はめ込み部分は割れていないですね。ハットノブの取り外しはノブプラーを使うほうが割れる心配がなくていいかもしれません。

マイナスドライバー2本でノブを取り外す
マイナスドライバーを2本使ってノブを取り外す方法もあります。用意するのはマイナスドライバー2本。できれば同じくらいのサイズのマイナスドライバーが2本あるといいですね。
この方法を使うときは、マイナスドライバーでボディトップが傷つかないように、必ずクロスやウェスなどをノブの下に敷いてください。

こちらも動画を撮ったので参考に。
少しサイズが異なりますが、今回はこの2本のマイナスドライバーを使います。

ノブの隙間にマイナスドライバーの先端を左右それぞれの方向から差し込みます。

画像ではわかりにくいですが、2本のマイナスドライバーを半回転させます。そうするとノブがグッと持ち上がります。

同じマイナスドライバー2本を使ってレスポールのハットノブも取り外してみます。

コントロールノブ外しにおすすめは「ノブプラー」
3つの方法をやってみて、最も手軽に、かつコントロールノブを損傷させずに取り外せるのはノブプラーでした。クランプツールも便利ですが、ハットノブとは相性が悪いですね。マイナスドライバーは同じサイズが2本ない場合もあるので、その点もデメリットです。
ノブプラーなら簡単にスポッとコントロールノブを取り外せます。垂直方向に力を加えられるので、はめ込み部分が割れるなどの損傷を避けることもできます。値段は安いとは言えないですが、1つあれば十分なので持っておくといいかもしれません。

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