前回はコントロールキャビティのザグリ加工をしました。
今回はコンター加工をします。
↓前回作業

【5弦ベース製作】コントロールキャビティのザグリ加工:ギタークラフト学校日誌(287)前回はホイールナット用の指板ザグリ加工をしました。
今回はコントロール穴あけやコントロールキャビティのザグリ加工をします。
↓前...
サイドの罫書き。
一番深いところ(ボディバックから一番深く掘るところ)を決めて、そこをめがけて曲線を描きます。
罫書きができたので粗加工します。
まずはノコギリで縦の切れ込みを入れます。
縦の切れ込みに沿って横方向に叩きノミ(大)でざっくり削っていきます。

平面の確認はプロトラクターも使えます。
プロトラクターなら角度を固定して各所の平面を確認できます。
ボディの大きさに対してウエストカットの幅が思いのほか狭かったので、少し広げます。
150mスケールで平面を確認。
ウエストカット全体を同じ角度にするのは難しいですが、できるだけ全体が平面になるように仕上げました。
次はエルボーカット(エルボーコンター)です。
ボディバック面から最低でも25mm以上残るようにします。
今作はバック面から28mm残しでいきます。
ボディトップ面にエルボーカットの幅を罫書き。
ベースはギターよりもブリッジの位置がエンド側に寄るので、エルボーカットがブリッジにかからない位置にします。
最終ラインより少し手前に加工線を引き、そこ線まで豆平鉋で粗加工します。
