ギタークラフト

【5作目】レスポールタイプギター(アーチトップ)の製図:ギタークラフト学校日誌(228)

レスポールタイプのギターの製図

4作目のギターが完成したので、5作目に取り掛かります。
5作目はレスポールタイプのセットネックでアーチトップのギターを作ります。
ざっくり、以下のような仕様です。

・ネックジョイント:セットネック
・ネックジョイント形状:中子(なかご)
・ボディ形状:レスポールタイプ
・ボディトップ:アーチ
・ボディ材:マホガニー(メイプルトップ)
・ボディカラー:シースルーレッド(ウレタン、トップラッカー吹き仕上げ)
・フレット数:22フレット
・指板R:305R
・ヘッド形状:両連3対3、角度あり
・ボリュートなし
・ネック材:マホガニー
・ピックアップ:P-90タイプ
・バインディング:ヘッドとボディはカスタムセル
・ブリッジ:チューン・O・マチック&ストップテイルピース
・コントロール:2ボリューム、2トーン

こちらが5作目のボディ正面図と側面図。
ボディはギブソンのレスポールタイプよりほんの少し小さめ。
セットネック&アーチトップなので側面図にネックの仕込み角とアーチの形状を書いています。
レスポールタイプのギターの製図

ヘッドストックの正面図と側面図です。
3作目のセットネックではボリュートありで作りましたが、今回はボリュートなしで作ります。
なので、見た目がスッキリする代わりに、ヘッド折れするリスクが高まります、、、
ネックグリップは1フレットで24mm(指板込み)と少し太めに設計しているので、これで少しでも強度を稼ごうという、、、
ギターヘッドの製図

ABOUT ME
稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
39歳からボイトレに通い始める
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中
└ギター製作の経験をほぼ毎日日記で更新
ギタークラフト製作日記

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

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