never young beachは、2014年に結成されたロックバンド。メンバーは安部勇磨(ボーカル、ギター)、巽 啓伍(ベース)、鈴木健人(ドラム)の3人。
もともとは、ボーカルの安倍と、元メンバーでギターの松島 皓の宅録ユニットとしてスタート。メンバーをTwitter(現:X)で募集をして3人が加わり、5人体制でバンドを結成。2018年に松島が、2021年に阿南が脱退して現体制となった。彼らの音楽は、夏のような爽快さを感じさせたり、70年代のようなどこか懐かしさも思わせる楽曲が特徴。
never young beachのバンド名の由来
never young beachというバンド名は、ボーカルの安部勇磨いわく、「かっこいい単語をつなげただけ」で、特に意味はないそうだ。
実は、元メンバーの松島と組んでいた宅録ユニットの名がnever young beachだった。その後、3人のメンバーが加わり、初ライブでYashinoki Flamingoというバンド名で活動をスタートするも、メンバーからバンド名に対してバッシングを受ける。結局、宅録ユニット時代に使用していたnever young beachというバンド名に戻して活動することになった。
安部:
宅録の時からnever young beachって名前だったんですけど、こんな風になるとは思ってもなくて、そんなにこだわりもなかったからバンド名も変えようとしてて。“ヤシの木フラミンゴ”って名前にしようとしてたんですけど、ダメだって言われて。鈴木:
大バッシングだったよね。安部:
never young beachはかっこいい単語をつなげただけで。“Never ending Story”みたいな感じで、なんでもいいから入れちゃおうって。“ヤシの木フラミンゴ”は阿南がLINEで、ヤシの木とフラミンゴが立ってるスタンプを送ってきて「バンド名これでよくない?」って言ったので、それにしました。
アルバム『YASHINOKI HOUSE』の由来
never young beachの1stアルバムである『YASHINOKI HOUSE』というアルバム名は、それぞれの単語に意味、由来がある。
デビュー時のYashinoki Flamingoというバンド名のYashinoki、ボーカルの安部勇磨が家で作曲をすることが多く、「家が好きだからHOUSEを入れたかった」ということから、『YASHINOKI HOUSE』というアルバム名となった。
細野晴臣の「HOSONO HOUSE」(1973年リリース)が元ネタか?と思った方もいるかもしれないが、特に意識してつけたわけではないようだ。
参考:安部勇磨(never young beach)|「天気が良ければ、わりとそれでいい」|THEnever young beach live in YASHINOKI HOUSE
安倍は「HOSONO HOUSE」について、「何回聴いても発見がある」と語っている。詳しくは以下のインタビューで。
参考: 細野晴臣「HOCHONO HOUSE」特集 小山田圭吾&安部勇磨(never young beach)インタビュー