Adoは、日本の女性ボーカリスト。2020年に『うっせぇわ』の配信限定リリースでメジャーデビューすると、同曲が大ヒット。翌2021年3月にはMVの再生回数が1億回を突破。
Adoの由来・意味
Adoという名前(アーティスト名)は、『柿山伏』という狂言に出てくる「アド」が由来となっている。
小学生の時に国語の授業で、柿山伏という狂言について知る授業があり、その中の登場人物として「シテ」と「アド」が目に止まったというAdo。そこから、響きが気に入ったことから自身の名前として「アド」を取ったのだと本人のTwitterで話している。
ある日の小学校の国語の授業が柿山伏という狂言について知る授業だったんですけど、とりあえず教科書をぼ~っと読み漁っていたら、シテ と アド という2つの単語が目にとまったんです。そこでアドを取りました……授業の内容を理解して取ったわけではなく、ただ単純に響が良くて取りました……
— Ado (@ado1024imokenp) January 4, 2020
ユニバーサル・ミュージックのAdoの公式ページにも上記の由来が書かれている。
「うっせぇわ」特設ページ - Ado
狂言の中で「アド」は脇役であり、「シテ」が主役という役どころ。2021年に出演したTBS系「日曜日の初耳学」では、「誰かの人生の脇役になれたらいいのかなと思って。意味は後付けですけど」とも語っている。
※アド、シテは通例カタカナで表記する
こちらが狂言「柿山伏」