ファーストコール・ミュージシャンとは:レコーディングやライブメンバーの人選で最初に声がかかる人のこと

ファーストコール・ミュージシャンとは:レコーディングやライブメンバーの人選で最初に声がかかる人のこと

ファーストコール・ミュージシャンとは

  • ファーストコール・ミュージシャンとは、アーティストがレコーディングやライブメンバーの人選を行う際に、この人に演奏をお願いしたいと最初に声がかかる人を意味する。
  • 言い換えると、レコーディングやライブメンバーの人選において最初に名前が挙がる人第一候補を指す。
  • ソロアーティストで自らの固定のバックバンドを持っていない場合、レコーディングやライブをする際に各楽器パートのプレイヤーに依頼をする必要がある。その際に、高い演奏力や表現力を持つ腕の立つプレイヤーや、過去に依頼して要望に応えてくれたプレイヤーの中から、ファーストコールする=最初に声をかける人を選出する。
  • バンドのレコーディングやライブにおいても、バンドメンバーにいない楽器パートをプレイしてくれる人を呼ぶ場合は、ファーストコールする人を考える。
  • ファーストコール・ミュージシャンという表現以外に、ファーストコール・プレイヤーと呼んだり、以下のように楽器のパートを指して使うこともある。いずれも、レコーディングやライブで最初に声がかかる、最初に名前が挙がるプレイヤーという意味で使われる。
    ▶ファーストコール・ピアニスト
    ▶ファーストコール・ギタリスト
    ▶ファーストコール・ベーシスト
    ▶ファーストコール・ドラマー
  • ただし、「ファーストコール」を「最初に声をかける」という意味で使うのは日本の音楽業界における用語(和製英語)で、海外ではこの意味で使われている例が見当たらない。「first call」を直訳すると「最初電話」や「最初の呼び出し」という意味になるため、「最初電話する」とは少し意味が異なる。
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