音楽用語

ファーストコール・ミュージシャンとは:レコーディングやライブメンバーの人選で最初に声がかかる人のこと

ファーストコール・ミュージシャンとは:レコーディングやライブメンバーの人選で最初に声がかかる人のこと

ファーストコール・ミュージシャンとは

  • ファーストコール・ミュージシャンとは、アーティストがレコーディングやライブメンバーの人選を行う際に、この人に演奏をお願いしたいと最初に声がかかる人を意味する。
  • 言い換えると、レコーディングやライブメンバーの人選において最初に名前が挙がる人第一候補を指す。
  • ソロアーティストで自らの固定のバックバンドを持っていない場合、レコーディングやライブをする際に各楽器パートのプレイヤーに依頼をする必要がある。その際に、高い演奏力や表現力を持つ腕の立つプレイヤーや、過去に依頼して要望に応えてくれたプレイヤーの中から、ファーストコールする=最初に声をかける人を選出する。
  • バンドのレコーディングやライブにおいても、バンドメンバーにいない楽器パートをプレイしてくれる人を呼ぶ場合は、ファーストコールする人を考える。
  • ファーストコール・ミュージシャンという表現以外に、ファーストコール・プレイヤーと呼んだり、以下のように楽器のパートを指して使うこともある。いずれも、レコーディングやライブで最初に声がかかる、最初に名前が挙がるプレイヤーという意味で使われる。
    ▶ファーストコール・ピアニスト
    ▶ファーストコール・ギタリスト
    ▶ファーストコール・ベーシスト
    ▶ファーストコール・ドラマー
  • ただし、「ファーストコール」を「最初に声をかける」という意味で使うのは日本の音楽業界における用語(和製英語)で、海外ではこの意味で使われている例が見当たらない。「first call」を直訳すると「最初電話」や「最初の呼び出し」という意味になるため、「最初電話する」とは少し意味が異なる。
ABOUT ME
稲垣 健太(ケンタトニック)
ギター辞典コード辞典ボイトレ・音楽用語辞典の運営者。

音楽関係の仕事の経験、ギター製作の経験、音楽教室に通った実体験をもとに、音楽に役立つ情報を発信。

■音楽歴
中学2年生の時にギターを始める
高校1年生の時にドラムを始める
大学で軽音楽部に所属し、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを演奏
42歳でギタークラフトを始める
└2023年4月にギタークラフトの専門学校・ESPギタークラフトアカデミー大阪校(GCA)に入学
└ギター製作やリペアの専門技術・専門知識を習得中
└ギター製作の経験をほぼ毎日日記で更新
ギタークラフト製作日記

■音楽関連の仕事歴
[2006〜2009年]
大手CD・レコード販売店でロック、ジャズの仕入・販売を担当。
[2011年〜]
フリーランスのWebライター・Webディレクターとして開業。
大手音楽教室からの委託でボイトレサイトの運営、ボイトレ記事の執筆・編集に携わる。

■音楽教室の通い歴
[1995〜2000年まで]
某大手ギター教室に通う
[1997〜2002年まで]
某大手ドラム教室に通う
[2020年〜現在]
某大手音楽教室のボイトレ・話し方コースに通い中
ESPギタークラフトアカデミーにて月3回プロギタリストによる演奏授業を受講

■愛機
Stilblu #036 / #039 /#099
g'7 special(g7-TLT Type 2S)
Nashguitars S-57
Tom Anderson(Drop Top Classic -Deep Tobacco Fade)
TMG Gatton Thinline
Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS
Gibson USA Exclusive Model / Les Paul Standard 60s Honey Lemon Burst

所有ギター一覧

■製作したギター
ギタークラフトアカデミー第1作目:
ポリゴンライン
ギタークラフトアカデミー第2作目:
Stand-Alone
ギタークラフトアカデミー第3作目:
Thin-Marauder


■好きなバンド
U2、Sigur Ros、THE 1975、Mr.Children、the band apart、くるり、SIAM SHADE、VAN HALEN

■ブログ
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